サトノプリンシパル（2010年生、母Toroca）

サトノプリンシパル（2010年5月1日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「冠名＋最も重要な」。毛色は鹿毛。種牡馬のBernardini（当時7歳）と交配したTorocaが13歳のときに産んだ仔が本馬である。2013年のレパードステークス(G3)で2着に入った他、2014年のオアシスステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月5日、デビュー戦はW.ビュイック騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミキノノボリリュウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

2月2日、中1週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のビオラ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 雪/重）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエーシンゴールドに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月31日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

5月19日、中6週で迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの昇竜ステークス（京都ダート1800m 雨/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月30日、中5週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のエーシンバリントンを半馬身振り切って勝利をモノにする

8月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、インカンテーションに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月28日、中7週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのブラジルカップ（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

12月29日、中9週で迎えた11戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月26日、中3週で迎えた12戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦でオープンのアルデバランステークス（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、オアシスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ベストウォーリアに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5月11日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦でオープンのブリリアントステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

7月5日、中7週で迎えた16戦目は、3歳以上1600万下の白川郷ステークス（中京ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウコンカーに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた17戦目は、ジュライステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた18戦目は、ラジオ日本賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月9日、中4週で迎えた20戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

11月30日、中2週で迎えた21戦目は、オータムリーフステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて、最後は2着のナガラオリオンに5馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

12月14日、中1週で迎えた22戦目は、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（7戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5歳（2015年）

2月1日、中6週で迎えた23戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（8戦2勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

3月29日、中7週で迎えた24戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で川須栄彦騎手（9戦2勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた25戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、オアシスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6歳（2016年）

4月2日、約11か月の休み明けで迎えた26戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（10戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

11月20日、約7か月半の休養明けで迎えた27戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた28戦目は、オータムリーフステークス（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた29戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2016ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

7歳（2017年）

1月21日、中3週で迎えた30戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた31戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、バレンタインステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。14着に敗れた。

8月17日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、モーリス・プレミアム（門別ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた34戦目は、スマホアプリ JA2MP特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、ポアゾンブラックに3/4馬身交わされて2着となった。

9月21日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた36戦目は、静内産米「万馬券」特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた37戦目は、オルフェーヴル・プレミアム（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月5日、中3週で迎えた38戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

8歳（2018年）

4月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた39戦目は、福寿草特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のディナスティーアに4馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

5月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた40戦目は、キンシャサノキセキ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカツゲキライデンに4馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

6月7日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた41戦目は、Jpn3の北海道スプリントカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦2勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

7月19日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた42戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部茂史騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた43戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で服部茂史騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた44戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で服部茂史騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセクシーボーイに6馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月4日、中4週で迎えた45戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で服部茂史騎手（12戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた46戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で服部茂史騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた47戦目は、ポラリス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で服部茂史騎手（14戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

9歳（2019年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた48戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のコスモバルク記念（ゴールドシップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた49戦目は、キンシャサノキセキ・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。