メジロカムバック（2006年生、母メジロヒラリー）

メジロカムバック（2006年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画の台詞より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したメジロヒラリーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

5月9日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4歳（2010年）

6月16日、約11か月半の休養明けで迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、タツフラワーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-5（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

9月2日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアースシャネルを上がり2位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月14日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月28日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。