タケノプリンセス（1988年生、母プリンセスレイ）

タケノプリンセス（1988年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハツシバオー（当時13歳）と交配したプリンセスレイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地9戦0勝、地方37戦8勝2着9回。主な勝ち鞍は1990年の胡蝶蘭特別。

経歴

デビュー前

稲垣義雄厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1990年）

8月23日、デビュー戦は平岡清騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマハヤに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鍛炭幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトルビーに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

11月26日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のリボングラス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鍛炭幸夫騎手（2戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鍛炭幸夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のミノリフウジンをアタマ差制して3勝目をつかんだ。

12月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のスターオブトモロー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鍛炭幸夫騎手（4戦3勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1991年）

1月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鍛炭幸夫騎手（5戦3勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月10日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのチューリップ賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（京都芝1400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた12戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた13戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の白藤ステークス（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

11月10日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

2月21日、中6週で迎えた18戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月9日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドモーガンからアタマ差の2着となった。

6月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松原義夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松原義夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタツミリリアンに7馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月8日、中2週で迎えた24戦目は、槍ケ岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松原義夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズキョウトから1馬身半差の2着となった。

8月17日、中5週で迎えた25戦目は、笠松オールカマー（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松原義夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエールランナーからハナ差の2着に惜敗した。

9月15日、中3週で迎えた26戦目は、長月特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松原義夫騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエンペラーサンに5馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

9月30日、中1週で迎えた27戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で松原義夫騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴージェットに3馬身の差をつけて6勝目をマークした。

11月9日、中5週で迎えた28戦目は、せせらぎ特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松原義夫騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤマキャニオンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1993年）

4月4日、約5か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で松原義夫騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で松原義夫騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドネーアイに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月17日、中2週で迎えた31戦目は、初夏特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松原義夫騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた32戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、清流短距離特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、花しょうぶ特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（13戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた34戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（14戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテフアーストに3馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

7月28日、中2週で迎えた35戦目は、一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松原義夫騎手（15戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた36戦目は、春駒特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた37戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松原義夫騎手（16戦5勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた38戦目は、安田歩騎手を鞍上に迎えて、アミティーカップ（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた39戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は松原義夫騎手（17戦5勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中4週で迎えた40戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベッスルパワーから2馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた41戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービージュニアスから1馬身半差の2着となった。

12月16日、中2週で迎えた42戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1994年）

5月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、B2ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージゴールドからハナ差の2着となった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた44戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエールランナーから2馬身差の2着に敗北した。

10月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた45戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大塚研司騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエミノグラバーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月25日、中2週で迎えた46戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚研司騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。