ベートーヴェン（2021年生、母ブチャコ）

Beethoven

2021.05.05

ベートーヴェン（2021年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモーニン（当時9歳）と交配したブチャコが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠伊藤牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新冠伊藤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、三岡有香によって187万円で落札された。

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2023年）

11月20日、デビュー戦は青海大樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のホープフルデビュー（佐賀ダート900m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。4頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中5週で迎えた3戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルテミスバイオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったプラティアに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバックラーに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月18日、約9か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C2 15（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた7戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、冬日和賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るティキーを豪脚で半馬身差し切って3勝目をマークした。

4歳（2025年）

1月11日、中5週で迎えた8戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた10戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエクササイズを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。