トウカイシャトル（1987年生、母エイトロマン）

トウカイシャトル（1987年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のネヴアーダンス（当時15歳）と交配したエイトロマンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のジュニアクラウン。

経歴

デビュー前

小井土金一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1989年）

6月15日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のノースムーンライトに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラフイアンボーイをクビ差制して2勝目を挙げた。

8月12日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバージヨイナーに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月27日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦の秋風ジュニア（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラフイアンボーイに半馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバージヨイナーに2馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

10月1日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベンテンプツシヤーに半馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

11月1日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の中日スポ杯（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（6戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1990年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた10戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月1日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、3歳戦の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で安藤光彰騎手（10戦6勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の中日スポ杯（中京(地)芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は12戦連続で安藤光彰騎手（11戦6勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で安藤光彰騎手（12戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で安藤光彰騎手（13戦6勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月28日、中6週で迎えた15戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月4日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の御陵特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた18戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（1991年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた20戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモンハツドールから1馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイオリンポスから1馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中2週で迎えた23戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイーグルキングに3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた24戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシユウタイソンからアタマ差の2着に甘んじた。

5月26日、中1週で迎えた25戦目は、東海オールスタージョッキー（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、水無月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井上孝彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた27戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエックスワイスキーから1馬身半差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた28戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、槍ケ岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のノースプラネツトに1馬身半の差をつけて制した。

7月26日、中2週で迎えた29戦目は、薄暮特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井上孝彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコロラドキッドに3馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

8月16日、中2週で迎えた30戦目は、春駒特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツミナインワンから2馬身差の2着となった。

5歳（1992年）

9月11日、約10か月半の休み明けで迎えた32戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田一騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた33戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中8週で迎えた34戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。