ユウユウレラシオン（2020年生、母マルカジュリエット）

ユウユウレラシオン（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインカンテーション（当時10歳）と交配したマルカジュリエットが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はナカノファーム。2022年のビギナーズカップ(M3)で2着に入った他、2023年のウイナーカップ(M3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ナカノファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐賀県馬主会北原大史によって77万円で落札された。

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2022年）

6月19日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアップイージスに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスティフィンに約10馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳M3のビギナーズカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフジラプンツェルに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスティフィンに約10馬身の大差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3歳（2023年）

3月19日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったエイシンゲッコウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中3週で迎えた8戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳M1のダイヤモンドカップ（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイセイヴィゴーレを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って順当に勝利した。

6月25日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた12戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた14戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のOROオータムティアラ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミニアチュールに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

10月23日、中4週で迎えた15戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小林凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

11月6日、中1週で迎えた16戦目は、霜月特別（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた17戦目は、佐々木志音騎手を鞍上に迎えて、仲冬特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、ナカノファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐賀県馬主会北原大史によって77万円で落札された。

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

12月31日、中3週で迎えた18戦目は、2023ファイナル特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木志音騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4歳（2024年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、浅春特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したサイタブラウンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、春分特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた21戦目は、若草特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（8戦3勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた22戦目は、仲春特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（9戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。