ブルバードライジン(1987年生、母テンリエルシド)

1987.04.25

ブルバードライジン(1987年4月25日)は、日本で調教された競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のコマツタイム(当時9歳)と交配したテンリエルシドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方41戦22勝2着12回。1991年の名古屋杯に勝利した他、1992年の新春アラブ争覇を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大薮憲三厩舎(名古屋)へ入厩。

2歳(1989年)

11月12日、デビュー戦は安部幸夫騎手を鞍上に据えて、馬体重は486kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた2戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳名古屋ダート800m 曇/稍重)に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンワトウザイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳名古屋ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手(1戦1勝)。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリムホークに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月26日、中2週で迎えた4戦目は、鞍上は3戦連続で山内和明騎手(2戦2勝)。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のキングケニーをアタマ差制して3勝目をゲットした。

3歳(1990年)

1月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のスーパーライト記念名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手(3戦3勝)。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングケニーから4馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のオグリオー記念笠松ダート1600m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手(4戦3勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた7戦目は、C名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で山内和明騎手(5戦3勝)。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルシヤークをハナ差制して4勝目を手中に収めた。

3月23日、中2週で迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1イ名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグラントボーイに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、C1イ名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は山内和明騎手(6戦4勝)。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミエハクバに半馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

5月22日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、佐野宗位騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーオリーブに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月20日、中3週で迎えた11戦目は、迫田清美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ王冠名古屋ダート1800m 曇/良)に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のランドマークに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の東海北陸アラブチャレンジカップ笠松ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手(1戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルシヤークに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、東海プリンス名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手(2戦2勝)。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンホークからアタマ差の2着に甘んじた。

10月26日、中3週で迎えた14戦目は、東海グローリ笠松ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手(3戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリンボートップに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

11月14日、中2週で迎えた15戦目は、名古屋杯名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で迫田清美騎手(4戦3勝)。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドマークから半馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で迎えた16戦目は、全日本アラブ大賞典大井ダート2600m 晴/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で迫田清美騎手(5戦3勝)。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

4歳(1991年)

1月7日、中3週で迎えた17戦目は、新春アラブ争覇名古屋ダート1900m 晴/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で迫田清美騎手(6戦3勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノラツキーから1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中3週で迎えた18戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、東海プリンス名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラツキーをクビ差制して勝利をモノにする

3月6日、中3週で迎えた19戦目は、東海プリンス名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は迫田清美騎手(7戦3勝)。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノラツキーから1馬身差の2着に敗北した。

7月17日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、名古屋RC開設記念名古屋ダート1800m 曇/重)に出走。鞍上は内沢信昭騎手(1戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミノマドンナから1馬身半差の2着に敗北した。

8月23日、中4週で迎えた21戦目は、オーガストハンデ名古屋ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は迫田清美騎手(8戦3勝)。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったツカサワンからクビ差の2着となった。

9月20日、中3週で迎えた22戦目は、セプテンバー特別名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手(9戦3勝)。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターフラツシユに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月16日、中3週で迎えた23戦目は、シルバー争覇中京(地)芝1800m 曇/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は内沢信昭騎手(2戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた24戦目は、名古屋杯名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は迫田清美騎手(10戦4勝)。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラツキーに3馬身の差をつけて制した。

11月23日、中0週で迎えた25戦目は、東海グローリ笠松ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は内沢信昭騎手(3戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラツキーに半馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

12月23日、中3週で迎えた26戦目は、ミヤノダービー記念名古屋ダート1600m 雨/良)に出走。鞍上は迫田清美騎手(11戦5勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノキャスターから1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた27戦目は、アラブギフ大賞典笠松ダート1900m 晴/重)に出走。鞍上は内沢信昭騎手(4戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳(1992年)

1月22日、中2週で迎えた28戦目は、新春アラブ争覇名古屋ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は迫田清美騎手(12戦5勝)。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツカサワンに3/4馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

3月18日、中7週で迎えた29戦目は、東海プリンス名古屋ダート1800m 雨/不良)に出走。鞍上は内沢信昭騎手(5戦2勝)。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムレデイーからアタマ差の2着に甘んじた。

4月17日、中3週で迎えた30戦目は、クリスタルカップ名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は迫田清美騎手(13戦6勝)。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングアトムオーから2馬身半差の2着に敗れた。

5月27日、中5週で迎えた31戦目は、名古屋杯名古屋ダート2400m 晴/良)に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で迫田清美騎手(14戦6勝)。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムオージョから5馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中4週で迎えた32戦目は、あざみ特別名古屋ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で迫田清美騎手(15戦6勝)。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンチェスターに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月21日、中6週で迎えた33戦目は、ひまわり特別名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で迫田清美騎手(16戦7勝)。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノデュレンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月20日、中3週で迎えた34戦目は、りんどう特別名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で迫田清美騎手(17戦8勝)。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムオーレーに1馬身半の差をつけて勝利数を18に伸ばす

10月30日、中5週で迎えた35戦目は、スポニチ杯名古屋ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で迫田清美騎手(18戦9勝)。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイテイルドルフに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月13日、中1週で迎えた36戦目は、ポインセチア特別名古屋ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で迫田清美騎手(19戦10勝)。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンフューチャーに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月17日、中4週で迎えた37戦目は、全日本アラブ大賞典大井ダート2600m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で迫田清美騎手(20戦11勝)。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳(1993年)

1月4日、中2週で迎えた38戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、新春グランプリ名古屋ダート1800m 曇/良)に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノデュレンに1馬身半の差をつけて勝利数を21に伸ばす

2月3日、中3週で迎えた39戦目は、アメジスト特別名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手(1戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒデノデュレンから1馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中3週で迎えた40戦目は、ブラッドストーン特別名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手(2戦1勝)。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシローアンバーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月14日、中5週で迎えた41戦目は、ダイヤモンド特別名古屋ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手(3戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。