ノムラスーパーオー（1996年生、母ノムラスキー）

ノムラスーパーオー（1996年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスーパークリーク（当時11歳）と交配したノムラスキーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は柴田節子。戦績は、中央平地5戦0勝2着2回、地方21戦4勝2着2回。1999年の若潮盃に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木七郎厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1998年）

8月2日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 雨/不良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナウォリアーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月17日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のりんどう賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた4戦目は、3歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したビッグフィガーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月27日、中8週で迎えた5戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3歳（1999年）

1月25日、中3週で迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春駒特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったカサイグローリアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた7戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

3月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の菜の花特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワキシングムーンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた9戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の羽田盃（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルトレジャーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月28日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若潮盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のルイボスマクラレンをハナ差振り切って制した。

8月21日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上900万下の月岡特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月19日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた15戦目は、ハンデ戦の’99アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入った。

4歳（2000年）

4月7日、約6か月半の休養明けで迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の卯月特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るタケデンアタックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月25日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の万緑特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリンドダルタニアンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、ハンデ戦の’00トワイライトカップ（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

9月25日、中5週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般A3以下（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2001年）

5月31日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のジューン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月31日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の千葉日報賞（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

8月31日、中3週で迎えた24戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の赤富士特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

9月11日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’01クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6歳（2002年）

6月11日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、ハンデ戦の万緑特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。