リンドダルタニアン（1993年生、母イワカガリ）
Lindo D'Artagnan
1993.04.06
リンドダルタニアン（1993年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴライタス（当時13歳）と交配したイワカガリが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、地方46戦10勝2着4回。1999年の金盃(ハンデ地方重賞)で3着に入った他、2000年の船橋記念(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
須田明雄厩舎（大井）へ入厩。
3歳（1996年）
5月17日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月8日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジキゴールドから3馬身差の2着に敗北した。
6月16日、連闘で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鷹見浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイエスアレスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のショウリモノガタリに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。
11月16日、中2週で迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の野菊特別（大井ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノユウタに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月30日、中5週で迎えた8戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（1997年）
1月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハナシャープに半馬身の差をつけて制した。
1月31日、中1週で迎えた10戦目は、品川区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーロードに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。
5月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、アルビレオ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（8戦4勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月23日、中4週で迎えた12戦目は、アルタイル賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた13戦目は、スタールビー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（11戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（1998年）
1月23日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、春駒賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（12戦4勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
2月2日、中0週で迎えた16戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
2月20日、中2週で迎えた17戦目は、早春賞（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（14戦4勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。
3月9日、中1週で迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、望春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグラナダフォンテンをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。
3月30日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のアクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラールベルファムに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。
4月17日、中2週で迎えた20戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。
5月16日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。
10月2日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキャットスペシャルに1馬身半の差をつけて久々の一戦をモノにした。
10月12日、中0週で迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のレミニス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のクライムオンコースを3/4馬身振り切って8勝目を奪取した。
11月11日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の紅葉賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマジカルフラッシュを上がり3位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って9勝目を奪取した。
12月4日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の’98ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の’98グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアービルコマサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6歳（1999年）
1月2日、連闘で迎えた27戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。
2月10日、中5週で迎えた28戦目は、ハンデ戦でオープンの5歳以上（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。
3月1日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦3勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
4月15日、中5週で迎えた30戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。
5月31日、中6週で迎えた31戦目は、ハンデ地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。
6月24日、中2週で迎えた32戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（9戦3勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。
12月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、’99かちどき賞（大井ダート1800m 晴/良）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（10戦3勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
12月30日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの勝島オープン（大井ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で内田博幸騎手（11戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず最後はウルマデイゴと並んで5着同着となった。
7歳（2000年）
2月2日、中4週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’00ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で内田博幸騎手（12戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。
3月2日、中3週で迎えた36戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は張田京騎手（3戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた37戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月3日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（14戦3勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。
5月25日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の万緑特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったノムラスーパーオーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
6月28日、中4週で迎えた40戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に敗れた。
8歳（2001年）
2月12日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、ハンデ戦の紅椿盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（17戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフドオーから2馬身半差の2着となった。
12月10日、約10か月の休養明けで迎えた42戦目は、’01かちどき賞（大井ダート1790m 晴/良）に53.5kgの軽斤量で出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
9歳（2002年）
1月2日、中2週で迎えた43戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
1月31日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデ地方重賞の新世紀盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月6日、中4週で迎えた45戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた46戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。