シゲルフタタビサン（2006年生、母シゲルレスリー）

シゲルフタタビサン（2006年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋兵庫県『再度山』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したシゲルレスリーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱秀昭。戦績は、中央平地6戦0勝、地方34戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の薩摩街道八代宿賞(C1-5)。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月16日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は390kg。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月6日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（2009年）

5月10日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイウェザーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、奥平邦男の競馬本格参戦記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショーマスターに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月30日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、国際女性騎手招待出場1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムテンガネから2馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月23日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた12戦目は、白露特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインパレスから1馬身半差の2着となった。

9月19日、中0週で迎えた13戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンタオに1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったペプチドラアージャから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中2週で迎えた15戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2010年）

2月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた17戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた18戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシゲトノリを半馬身振り切って制した。

3月22日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゼンノオリンピアを上がり2位の末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のベルコットムーンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月5日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のコスモボスを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

6月12日、連闘で迎えた25戦目は、薩摩街道熊本宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた27戦目は、薩摩街道小川宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた28戦目は、薩摩街道八代宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のカリスマローズに2馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

8月15日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（6戦4勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したウチケンドリームを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で清水裕一騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた37戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。