ブラックアバンティ（2016年生、母エンドレスワルツ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

立花伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2018年）

12月26日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は527kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

3歳（2019年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では稲妻のようなを披露し、3着に入り込んだ。

6月3日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したバトルバーリライを差し切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のアメリカンホビー賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイオラナを差し切れず、2馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

9月18日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のファーストムーバーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた11戦目は、グビグビーワールドカップ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月11日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた13戦目は、住めば、北区東京。賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた14戦目は、ハタチの龍馬賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた15戦目は、メリークリスマス賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で本橋孝太騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4歳（2020年）

1月21日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で本橋孝太騎手（10戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

9月11日、約8か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で本橋孝太騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のライモンドに2馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。

9月19日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で本橋孝太騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のレイニーウェイを3/4馬身振り切って制した。

11月5日、中6週で迎えた19戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で本橋孝太騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で本橋孝太騎手（14戦3勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で本橋孝太騎手（15戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた22戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい最後はガイストフォルと並んで7着同着となった。

5歳（2021年）

1月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた24戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、もうすぐ帝王賞!SPAT4で10倍賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1八九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋昭平騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセルゲイにクビ差届かず2着となった。

8月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋昭平騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた27戦目は、ちばりよー沖縄!わしたショップ賞（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋昭平騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた28戦目は、1997地方競馬間場外発売開始賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋昭平騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月20日、中1週で迎えた29戦目は、都電とバラの街あらかわ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋昭平騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェイケイワールドを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。