アーリオオーリオ（2009年生、母イーグルバクシンオ）

アーリオオーリオ（2009年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリアの料理名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時15歳）と交配したイーグルバクシンオが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2013年の日室の鎌祭り特別(一般C1-1)。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月8日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

4月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月11日、中6週で迎えた3戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた4戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るパシフィスタを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパシフィスタに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月10日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイセイタイクーンに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホリノアラシに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホワイトクレマチスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、JA岩手ふるさと前沢牛しぐれ煮杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で寺地誠一騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスマイルヤマトに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で寺地誠一騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた18戦目は、国見平スキー場レース（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で寺地誠一騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1十（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、シティボスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月12日、中0週で迎えた20戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月25日、中9週で迎えた21戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、国見平温泉レース（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた23戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、米代川レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったプリネシアエンゼルに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

6月18日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（9戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ケイジーウィナーにクビ差交わされて2着となった。

6月30日、中1週で迎えた28戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ハクサンフォレストに交わされて2馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のチェリーソングに4馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月27日、中1週で迎えた32戦目は、日室の鎌祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のハクサンフォレストを3/4馬身振り切って5勝目を手にした。

9月8日、中1週で迎えた33戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、寺家キリコ祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた34戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般B4二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた36戦目は、手取川もみじウォーク特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた37戦目は、「金沢城・兼六園」賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた38戦目は、スピリチュアルツアー特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。