ラバーブ（2016年生、母ゼマティス）

経歴

デビュー前

2歳（2018年）

8月19日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

12月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3歳（2019年）

4月28日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月28日、中9週で迎えた5戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2019年7月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月25日、中3週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインフォワードに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマニンポラールに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2020年）

3月30日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のブラックゼウスに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、ガーベラ賞（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマニンセノーテに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

6月16日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

8月2日、中6週で迎えた13戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のエイシンスプリームに1馬身1/4の差をつけて5勝目を奪取した。

8月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラトーヌシャインに2馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

10月3日、中3週で迎えた16戦目は、もみじ賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（9戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、一般B1五（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（10戦6勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2021年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg戻して迎えた18戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（11戦6勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた20戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（12戦6勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた21戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（13戦6勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（14戦6勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（15戦6勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（16戦6勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったサクセスストーリーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサンエイロイヤル決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（18戦6勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた27戦目は、秋桜賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（19戦6勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた28戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた29戦目は、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（20戦6勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた30戦目は、フリージア賞（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（21戦6勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（22戦6勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた32戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（水沢ダート850m 小雨/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（23戦6勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアンジュレーヴを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

デビュー前

村上実厩舎（岩手）へ入厩。

6歳（2022年）

3月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた34戦目は、笑顔溢れる未来へ!青の国ふだい（水沢ダート850m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（24戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したカッチャオにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（25戦7勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフレンドゾーンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般B2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（26戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフレンドゾーンに2馬身半の差をつけて9勝目をつかんだ。

5月3日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた37戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（27戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。