タマノタカラ（2002年生、母ハヤテグレシャス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、片岡博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、広松金次によって420万円で落札された。

3歳（2005年）

7月1日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベストアスリートに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のゴリョウスペシャルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、キングシスターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月31日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたプリナム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアローファインに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月14日、中5週で迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたヤシロカントー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のプリムラ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月31日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキョウエイオーザに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中3週で迎えた10戦目は、三軒茶屋特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマイルタッチを半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

3月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオオキナキタイに2馬身の差をつけて4勝目を収める

4月14日、中2週で迎えた12戦目は、こぐま座特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、オーナーズチェスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月12日、中3週で迎えた13戦目は、豊島区特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた14戦目は、おおかみ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、プリナムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、葛飾区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた17戦目は、築地特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、冥王星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

11月7日、中2週で迎えた19戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた20戦目は、鷹番特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、スズランメイクに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

5歳（2007年）

5月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた22戦目は、飛鳥山特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた23戦目は、成増特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた24戦目は、江戸川区特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた25戦目は、千代田区特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブルーホークに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた26戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、日向灘特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

6歳（2008年）

1月6日、中2週で迎えた27戦目は、鶴見岳特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた28戦目は、宝満山特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月23日、中7週で迎えた29戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた30戦目は、由布岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた31戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、周防灘特別（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた32戦目は、錦江湾特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた33戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、北山湖特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた34戦目は、遠賀川特別（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。