サイアンドコー（2020年生、母モレサンドニ）

Sai and Ko

2020.03.13

サイアンドコー（2020年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時7歳）と交配したモレサンドニが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、青山洋一によって3,190万円で落札された。

荒山勝徳厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2023年）

11月15日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールデンエールに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の3歳140万円以下（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライトノートを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月29日、中3週で迎えた3戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のタオスワンに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグロリアスラインに5馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月22日、中7週で迎えた5戦目は、一般C2三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦4勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイプルリーフラグに5馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4月9日、中2週で迎えた6戦目は、ミモザ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦5勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のジューンシャトルに1馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

6月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ノースジャスティスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月1日、中4週で迎えた8戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャルマンジャンに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

9月10日、中5週で迎えた9戦目は、一般B3五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィクラントに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。