マキノホープ（2005年生、母ワイティシャンハイ）

マキノホープ（2005年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したワイティシャンハイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、地方38戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年のシクラメン特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマタケ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

稲葉道行厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2007年）

7月19日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、中9週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた5戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

3歳（2008年）

1月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

2月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスタイムを鬼脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったマルハチロスリンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中4週で迎えた10戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したサムライプライドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月22日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったタイガーマジックを3/4馬身捉え切れず2着となった。

9月11日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の3歳C1（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、金木犀特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた15戦目は、初霜特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、深秋特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた17戦目は、シクラメン特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモエレカールソンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2009年）

1月13日、中2週で迎えた18戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた19戦目は、黒山三滝賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（14戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月2日、約4か月半の休み明けで迎えた20戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた21戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、新宿副都心特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、立秋特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったボストンビクトリアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月15日、中4週で迎えた25戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、一般C1五六（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、彩の国黒豚賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5歳（2010年）

2月8日、中6週で迎えた31戦目は、一般C2七（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2八九（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（10戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2九（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2六七（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

5月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。