ソラチナサブマリン（2007年生、母ホクショウマリー）

ソラチナサブマリン（2007年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「家族の頭文字＋潜水艦」。毛色は栗毛。種牡馬のムーンバラッド（当時8歳）と交配したホクショウマリーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北勝ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3五六イ。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月24日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

11月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

3歳（2010年）

4月25日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2011年）

5月6日、約12か月の休み明けで迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のマイネルジーニアスをハナ差振り切って初白星を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十三十四十五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、タケデンマレンゴに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十三十四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2012年）

1月11日、中2週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、クライムオントップに交わされて1馬身半差の2着となった。

1月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3七八イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3五六ア（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したハニカミスマイルにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月31日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3四五（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のデビッドタイガーに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクレバーをクビ差だけ差し切って3勝目をマークした。

7月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアートスポットに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で張田京騎手（13戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた25戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で張田京騎手（14戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で張田京騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で張田京騎手（16戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6歳（2013年）

2月6日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 小雪/重）に出走。鞍上は18戦連続で張田京騎手（17戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた29戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスティーヴイモン決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月1日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3九十イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた32戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴァンクルサンタを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。