エリーザ（2015年生、母クラーベセクレタ）
Eliezer
2015.05.03
エリーザ（2015年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時16歳）と交配したクラーベセクレタが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年のサマーメモリー賞(一般B3三四)。
経歴
デビュー前
藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2017年）
11月30日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジュンクミチャンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2018年）
3月5日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の菜の花特別（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
4月13日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のラヴァリーフリッグ・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
8月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。
9月26日、中7週で迎えた5戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一十二（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
11月1日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。
4歳（2019年）
4月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、牝馬限定戦のカーネーション特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
5月22日、中3週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。
7月8日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦の夕凪特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入った。
8月11日、中4週で迎えた10戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の8月16日は浦和×大井リレー賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、フラヴィアレネットに交わされて3馬身差の2着となった。
10月2日、中6週で迎えた11戦目は、競馬ゲーム「ウイニングポスト」賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマジュンロッキーを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
11月15日、中5週で迎えた12戦目は、水彩都市・江東賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。
5歳（2020年）
2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
3月19日、中5週で迎えた14戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
5月2日、中5週で迎えた15戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（8戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったオールスマートに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
6月25日、中7週で迎えた16戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のこと座特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアスカダイヤモンドに1馬身1/4の差をつけて3勝目を掴み取った。
8月17日、中5週で迎えた18戦目は、サマーメモリー賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（11戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジョリヴィサージュを3/4馬身振り切って4勝目を掴み取った。
12月9日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（12戦3勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。
6歳（2021年）
3月22日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、十貫坂賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（13戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。
4月28日、中4週で迎えた21戦目は、スピカ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（14戦3勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
6月9日、中5週で迎えた22戦目は、ジュピター賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（15戦3勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。
6月29日、中2週で迎えた23戦目は、PLAY TCK ROOM賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で御神本訓史騎手（16戦3勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
10月11日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、#0 藤井祐眞杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で御神本訓史騎手（17戦3勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
11月11日、中3週で迎えた25戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、木枯らし特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。
12月15日、中4週で迎えた26戦目は、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
7歳（2022年）
1月1日、中1週で迎えた27戦目は、19thゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
2月4日、中4週で迎えた28戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
3月27日、中6週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。
4月9日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた30戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。
5月7日、中3週で迎えた31戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。
デビュー前
田中伸一厩舎（高知）へ入厩。
5月21日、デビュー戦は石本純也騎手を鞍上に据えて、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
6月11日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のエリーストームに3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
6月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は石本純也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったスターファイターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
7月10日、中1週で迎えた34戦目は、安和海岸特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた35戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、仁志乃さん4周年特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
9月11日、中6週で迎えた36戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は石本純也騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。
10月9日、中3週で迎えた37戦目は、木口拡誕生日記念特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したディープエコロジーにアタマ差届かず2着となった。
11月5日、中3週で迎えた38戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったナノハナバタケに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
12月17日、中5週で迎えた39戦目は、葉にんにく特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた40戦目は、C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は石本純也騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
8歳（2023年）
2月22日、中7週で迎えた41戦目は、四万十ポーク特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。