イッツソーラッド（2018年生、母オオカリベクイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、渋谷一郎から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、渋谷一郎から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、池田草龍によって220万円で落札された。

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

4月23日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエールソングスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月4日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのサファイア特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月24日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのトルマリン特別（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したセカイノホシを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2021年）

4月15日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦の鳥待月特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったソロユニットに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の清和月賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野楓馬騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の稲苗月特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ダンカーク賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、モリデンリバーに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月29日、中2週で迎えた11戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、キンロバイ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月22日、中2週で迎えた12戦目は、静内川賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、ふるさと日高応援特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスターオブフェアーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったカツゲキダイリンにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、CRAZY レバンガ北海道特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアウマクアを半馬身振り切って優勝

10月5日、中2週で迎えた16戦目は、日高報知新聞特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマナモクプニを鮮烈な末脚で半馬身差し切って制した。

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

11月3日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、ブリーダーズSS特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1400m 雪/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のボーフムを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

4歳（2022年）

1月25日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサンビーストに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月11日、中5週で迎えた19戦目は、一般C1二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月10日、約3か月の休養明けで迎えた20戦目は、シカゴ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラーロイメルに2馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

6月30日、中2週で迎えた21戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、富士見坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンドファルコンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るパルヴニールを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8勝目を手に入れた。

9月9日、中5週で迎えた24戦目は、宮益坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（6戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったサンドファルコンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた25戦目は、オフト汐留賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（7戦4勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた26戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、秋晴賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったミラコロカナーレにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2023年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、芋洗坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた28戦目は、狸穴坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた29戦目は、オフト汐留賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（8戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたトゥーパンクス決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

3月29日、中2週で迎えた30戦目は、わかば賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（9戦4勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のナックファルコンを半馬身振り切って9勝目を掴み取った。

4月19日、中2週で迎えた31戦目は、ニュートラック福島賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（10戦5勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた32戦目は、スピカ賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（11戦5勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、一般B2四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（12戦5勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月16日、中1週で迎えた34戦目は、ペリドット賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（13戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた35戦目は、サファイア賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（14戦5勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したビーアイフェリペを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月5日、中3週で迎えた36戦目は、オパール賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（15戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフォルトゥーレに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月30日、中3週で迎えた37戦目は、ベテルギウス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したラインブレイカーに半馬身届かず2着に敗北した。

6歳（2024年）

1月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた38戦目は、睦月賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（17戦6勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したビルドアップを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

2月28日、中4週で迎えた39戦目は、朧月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（18戦6勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた40戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、スノードロップ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、最後はマザオと並んで4着同着となった。

4月8日、中2週で迎えた41戦目は、プリマヴェーラ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエアロストリームをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。