ミホノミンクス（1996年生、母スパークミンクス）

ミホノミンクス（1996年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のオサイチジョージ（当時10歳）と交配したスパークミンクスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は駒沢明憲。戦績は、地方36戦7勝2着9回。1998年のサラ・プリンセス特別(牝地方重賞)に勝利した他、1998年の秋風ジュニア（P）で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

粟津豊彦厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

7月14日、デビュー戦は和田高明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったポリッシュカブトに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリフレッシュスリーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（P）（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサイキョウリズムにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

9月30日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったヤマノオーロラにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオイデオイデを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を収める

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

3歳（1999年）

2月3日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クィーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの梅花特別（P）（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4月4日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したレトロファンに半馬身届かず2着となった。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスパークボールドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月20日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳オープンのサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったカブトオーカンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のタカノハヒバリに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月12日、中3週で迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったマイチャネルにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

10月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のスターグレードを半馬身振り切って4勝目を収める

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のオグリシュナイダーに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4歳（2000年）

1月14日、中4週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドリームファイターに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

2月22日、中3週で迎えた26戦目は、梅花特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた27戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（16戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、キンブルに交わされて3馬身差の2着となった。

4月3日、中3週で迎えた28戦目は、日刊スポーツ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた29戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた31戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

6月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったオグリケンザンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた33戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオグリエンゼルを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って7勝目を収める

12月20日、中3週で迎えた35戦目は、師走特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

5歳（2001年）

1月23日、中4週で迎えた36戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。