キンブル（1996年生、母ベストアピール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハヤシファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

松田路博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

7月8日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のシーホークロードに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1999年）

4月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドライオンから2馬身差の2着となった。

4月29日、連闘で迎えた5戦目は、4歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップリアリティーから半馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノモノノフから2馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトムラウシに4馬身の差をつけて優勝

6月9日、中1週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドライオンからアタマ差の2着に甘んじた。

7月8日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウシュウダイナをクビ差制して優勝

8月8日、中3週で迎えた10戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、ハイボーイ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた12戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、中7週で迎えた13戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた15戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンディゴールドに3/4馬身交わされて2着となった。

12月29日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブラマレアを上がり0位の末脚で半馬身差し切って4勝目を手に入れた。

4歳（2000年）

1月23日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェリールーブルを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利をモノにする

2月7日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた19戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のカウンテスローズに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた20戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、梅花特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったマルカチーノにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミホノミンクスを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月3日、中3週で迎えた22戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、日刊スポーツ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトミケンシルバーをハナ差振り切って8勝目をマークした。

4月24日、中2週で迎えた23戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた24戦目は、初夏特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた26戦目は、水無月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦3勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、青木達彦騎手を鞍上に迎えて、乗鞍特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた28戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木達彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木達彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサイキョウカープを半馬身振り切って9勝目をマークした。

9月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青木達彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青木達彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた32戦目は、ミルクカップ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青木達彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のドルドキッドに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で青木達彦騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって4着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた34戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青木達彦騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

5歳（2001年）

1月11日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた35戦目は、山中尊徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のトミケンレインボーをハナ差振り切って勝利数を11に伸ばす

2月4日、中2週で迎えた36戦目は、立駿特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、若葉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中尊徳騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月21日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた38戦目は、ハンデ戦の新涼特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山中尊徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた39戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山中尊徳騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた40戦目は、トルマリン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山中尊徳騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月21日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた41戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中尊徳騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた42戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中尊徳騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中尊徳騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

1月30日、中3週で迎えた44戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山中尊徳騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた45戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したグローバルドンにクビ差届かず2着に惜敗した。