ホットトロット（1993年生、母セントプリンセス）
Hot Trot
1993.05.27
ホットトロット（1993年5月27日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のガダボート（当時6歳）と交配したセントプリンセスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方39戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の一般B3-4。
経歴
デビュー前
二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1996年）
5月4日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
5月11日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
7月7日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
8月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
8月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。
9月15日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、エーデルティアラに交わされて1馬身差の2着となった。
9月22日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
12月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4歳（1997年）
1月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2 B3-3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月12日、中0週で迎えた12戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオミリートから2馬身半差の2着に敗北した。
1月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のクイーンズラッシュをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
3月1日、中2週で迎えた15戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月9日、連闘で迎えた16戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた17戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月11日、中2週で迎えた18戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月29日、中2週で迎えた19戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は見附正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月26日、中7週で迎えた20戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見附正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月19日、中2週で迎えた21戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2 B3-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般B C12（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイソクヤマから3馬身差の2着に敗北した。
9月8日、中1週で迎えた24戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月27日、中2週で迎えた25戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C2-2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般B C12（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリージャックに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。
11月25日、中5週で迎えた27戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミユキカンノンに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
12月28日、中4週で迎えた28戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（1998年）
1月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカナイホーネンに1馬身半の差をつけて制した。
4月12日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイケズキスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
4月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月26日、中3週で迎えた32戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺壮騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。
6月7日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺壮騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリックグランプリに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
6月21日、中1週で迎えた34戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺壮騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた35戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺壮騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺壮騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
11月10日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺壮騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺壮騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた39戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。
12月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。
6歳（1999年）
1月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。
4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた42戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
4月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。
5月9日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた44戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。
5月25日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（13戦3勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマウントカチドキを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。
6月6日、中1週で迎えた46戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。