スリーハーツクライ（2013年生、母スリーエナジー）

スリーハーツクライ（2013年3月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時12歳）と交配したスリーエナジーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方28戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の一般C7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井商事によって1,080万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月2日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3歳（2016年）

1月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

1月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で城戸義政騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月27日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で城戸義政騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で城戸義政騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月4日、中7週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で城戸義政騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

8月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた11戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた12戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

4歳（2017年）

1月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンメトリックに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、エイシンジンセイに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月18日、中6週で迎えた17戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったセイクリッドシーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したデザートサンドラを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた25戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（9戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、ニシノエルドールに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた31戦目は、ありがとう高橋直彦退職記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったアジアハイウェイに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた32戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（13戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサイモンジェッターを途轍もない末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

11月15日、中1週で迎えた33戦目は、乳岩川特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月21日、中4週で迎えた34戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5歳（2018年）

1月4日、中1週で迎えた35戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。