サンカプリス（2020年生、母アポロレレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ホースガーデンしらおいから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤ステーブルによって330万円で落札された。

2歳（2022年）

11月21日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は505kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブルグミューラーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月13日、中7週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のクリスタルミリオンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月12日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリスレツィオに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のスプリングカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月21日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フェールデレーヴにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月21日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4歳（2024年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のビットコインに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月11日、中4週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、エナギク特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアルファマドンナに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月26日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、馬い!玉子はサンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスティールウィルをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

9月26日、中3週で迎えた11戦目は、馬産地日高賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のグリーングラシアをクビ差振り切って5勝目を獲得した。

10月28日、中4週で迎えた12戦目は、パキラ特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（6戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

5歳（2025年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、ポルックススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。