ハヤトナスラン（1984年生、母アキノロマン）
Hayato Nasram
1984.04.30
ハヤトナスラン（1984年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテルテンリュウ（当時8歳）と交配したアキノロマンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）吉永ファーム。戦績は、中央平地17戦1勝2着3回、地方29戦3勝2着4回。1986年の野路菊賞(オープン)で2着に入った他、1986年の九州産3歳特別(オープン)で4着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 46戦4勝 [4-7-2-33/46]
- 総賞金国内
- 2,163万円
- 生年月日
- 1984年4月30日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 新山広道名古屋
- 馬主
- 伊藤廣子
- 生産者
- （有）吉永ファーム
- 抹消情報
- 地方抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 6*6*7*7×6 | 6.25% |
| 牡 | ガーサント | 3×3 | 25% |
| 牡 | Brantome | 5×5*6 | 7.81% |
| 牡 | Norseman | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Blandford | 6×6*7*7*7 | 5.46% |
| 牡 | Spearmint | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Stefan the Great | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Coronach | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | The Tetrarch | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Peter | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Sir Cosmo | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Hurry On | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Teddy | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Nogara | 7×6 | 2.34% |
血統分類
- サイアーライン
- ファリス系
レース成績
経歴
デビュー前
北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1986年）
7月12日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/不良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したサツマプリティーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
7月27日、中1週で迎えた2戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したキラキラポルカを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
8月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミリオンギャロップを上がり3位タイの末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。
8月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの九州産3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのききょう特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの野路菊賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったダイナサンキューにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
3歳（1987年）
1月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、4歳400万下の若竹賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
1月31日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下のあすなろ賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は原田聖二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。
5月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。
6月27日、中2週で迎えた11戦目は、4歳400万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。
7月18日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の霧島賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（11戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
9月20日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた17戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。
11月17日、中5週で迎えた18戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、C1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた19戦目は、C1（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月10日、連闘で迎えた20戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のチャレンジダンサーをクビ差制して久々に勝ち星を挙げた。
4歳（1988年）
1月2日、中2週で迎えた21戦目は、ニューイヤー特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月20日、中2週で迎えた22戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月2日、中1週で迎えた23戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた24戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナイントウコウに半馬身の差をつけて3勝目を手にした。
2月29日、中1週で迎えた25戦目は、たちばな特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、早春特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で井手上慎一騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月12日、中2週で迎えた27戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で井手上慎一騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月19日、連闘で迎えた28戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で井手上慎一騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた29戦目は、B2ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で井手上慎一騎手（11戦2勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月10日、連闘で迎えた30戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、B2ハ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた31戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月22日、中3週で迎えた32戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた33戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂芳文騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベターフレンドに3/4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。
7月31日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂芳文騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた35戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白坂芳文騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月4日、中1週で迎えた36戦目は、はなの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白坂芳文騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた37戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白坂芳文騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダープリンスから2馬身半差の2着となった。
9月25日、連闘で迎えた38戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で白坂芳文騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた39戦目は、C1ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で白坂芳文騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドノボルからアタマ差の2着に惜敗した。
10月16日、連闘で迎えた40戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、こがね特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月13日、中3週で迎えた41戦目は、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井手上慎一騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。
11月24日、中1週で迎えた42戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月6日、中1週で迎えた43戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイヤリュウから1馬身差の2着に敗北した。
12月22日、中1週で迎えた44戦目は、冬至特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は白坂芳文騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1989年）
1月5日、中1週で迎えた45戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドフリオンからハナ差の2着に甘んじた。
1月16日、中1週で迎えた46戦目は、竹地正樹騎手を鞍上に迎えて、名古屋ジョッキーカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。