カシノセバスチャン（2007年生、母カシノブラボー）

カシノセバスチャン（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサイレントハンター（当時14歳）と交配したカシノブラボーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は柏木務。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の吉村建設特選(一般C22)。

経歴

デビュー前

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3歳（2010年）

3月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月28日、中8週で馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた6戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルハンゾウから3馬身差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた8戦目は、吉村建設特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムチェリーをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、アメンボ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、連闘で迎えた10戦目は、一般C7（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（荒尾ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般C7（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西村栄喜騎手（9戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた16戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、文化の日特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた17戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、勤労感謝の日特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中0週で迎えた18戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月31日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（10戦1勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロスハンドから7馬身差の2着となった。

4歳（2011年）

1月8日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、早梅特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた22戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、祝年男うてりつお記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた23戦目は、福寿草特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた24戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。