ドリームブーメラン（1997年生、母クレバーエンゼル）

ドリームブーメラン（1997年3月26日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のレオグリングリン（当時10歳）と交配したクレバーエンゼルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は（有）ヤマイチ牧場。戦績は、地方34戦15勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の三井グリーンランドカップ(アラ系一般B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマイチ牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

渡邉貞夫厩舎（福山）へ入厩。

3歳（2000年）

4月17日、デビュー戦は鋤田誠二騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミカドタイガーから4馬身差の2着となった。

10月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般D（門別ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般D（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般D（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2001年）

1月1日、中6週で迎えた8戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスベテヘノキタイに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月24日、中2週で迎えた9戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川浩文騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスベテヘノキタイをクビ差制して2勝目を獲得した。

3月15日、中5週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた11戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエーエヌサンデーに5馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

3月22日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキホマレに8馬身の差をつけて制した。

6月23日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマストームに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月23日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスカネヤマに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチビューティをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月18日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスカネヤマに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルフジハッピーに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、白川特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマルフジハッピーに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

10月23日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系一般B2 B3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルフジハッピーからクビ差の2着に甘んじた。

11月21日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般B2 B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリベンジマンに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月24日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラムタから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月3日、中0週で迎えた23戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で牧野孝光騎手（10戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノレンザンから半馬身差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた24戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノレンザンから半馬身差の2着となった。

2月4日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（11戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリベンジマンに半馬身の差をつけて優勝

3月6日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノオリーブから4馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノエクセレントに半馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

4月10日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般B1 B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（12戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノタカラに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月12日、中2週で迎えた31戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（14戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた32戦目は、三井グリーンランドカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（15戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシビノベオスに1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

10月1日、中2週で迎えた33戦目は、白川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（16戦9勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた34戦目は、不知火賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（17戦9勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。