メイショウセラヴィ（2005年生、母メイショウラメール）

メイショウセラヴィ（2005年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋これが人生だ（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウドトウ（当時9歳）と交配したメイショウラメールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方10戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の一般C19。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって315万円で落札された。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月1日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2008年）

1月12日、中2週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

7月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はドンペトリュスと並んで2着同着となった。

8月10日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

8月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず17着に終わった。

10月23日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったホッコーマイクインに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったスリーサンビームに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたブライアントパーク決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹田吉秀騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトーホウクローネに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹田吉秀騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、フィデリオに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2009年）

1月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹田吉秀騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブライアントパークをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

1月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹田吉秀騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、イズミハーバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹田吉秀騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキリコンバットを次元の違う末脚で半馬身差し切って圧倒的支持に応えた。

5月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月8日、中8週で迎えた17戦目は、揖保川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

5歳（2010年）

1月23日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。