プライムデューク（2019年生、母ニシノルーファス）

プライムデューク（2019年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時6歳）と交配したニシノルーファスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張中川牧場。2022年の中京ペガスターカップ(地方重賞)に勝利した他、2022年のスプリングカップで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、賀張中川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、グランデファームによって660万円で落札された。2歳のとき、グランデファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中谷與作によって495万円で落札された。

錦見勇夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2021年）

6月18日、デビュー戦は木之前葵騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦0勝）。4頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のコンビーノに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミトノオオイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若駒盃（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第1戦（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第4戦（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第5戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた11戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3歳（2022年）

1月18日、中5週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のコハクチョウ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリンクスターツに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のハヤブサ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の中京ペガスターカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るパピタを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月11日、中4週で迎えた17戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた22戦目は、アガパンサス賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、駆け抜けた榊原伸尚還暦記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、こうちゃん一歳お誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、たーやん生誕42歳記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた27戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク杯（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた28戦目は、清楼銘賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた29戦目は、小柳出くん誕生日遅れてごめんね（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったスターロードに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた30戦目は、豆まき賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーホウダブリンをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月13日、中0週で迎えた31戦目は、ぎょしゃ座特別（名古屋ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4月13日、中7週で迎えた32戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったメモリーエアシップを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（13戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったサンブルーミントンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた36戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた37戦目は、アガパンサス賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた38戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月31日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた39戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月6日、中9週で迎えた40戦目は、祝!貴子が妊娠したよ!記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた41戦目は、のりつぐ君誕生80周年記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた42戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた43戦目は、星羽こはく3周年&生誕記念（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた44戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。