ハーディス（2001年生、母ウイルムーン）

ハーディス（2001年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時9歳）と交配したウイルムーンが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山際智。戦績は、地方31戦3勝2着5回。2004年のウイナーカップ(地方重賞)で2着に入った他、2004年のオパールカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際智から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって703.5万円で落札された。

小林義明厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

9月28日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のバンシャーリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の黄菊賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2004年）

4月5日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイオープナーから2馬身半差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグクエストに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイオープナーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（10戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエスエヌハヤテにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウヨウロマンスから6馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（13戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた17戦目は、北山崎特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（14戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリープリズムをクビ差制して3勝目をつかんだ。

10月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハートドラゴンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月30日、中8週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2005年）

7月31日、約7か月の休養明けで迎えた20戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた22戦目は、タイムチャレンジレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（18戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（19戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（20戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた25戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた26戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた27戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

5歳（2006年）

1月16日、中2週で迎えた29戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。