メジロサンノウ（2008年生、母メジロダーリング）
Mejiro Sanno
2008.02.29
メジロサンノウ（2008年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋山王帽子山（栃木県）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時7歳）と交配したメジロダーリングが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、中央障害30戦3勝2着3回。2013年の春麗ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で2着に入った他、2015年の清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2011年）
5月28日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。
6月25日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
7月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。
7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
9月4日、中4週で迎えた5戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。
9月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、トップチェッカーに交わされて3馬身差の2着となった。
10月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
11月26日、中6週で迎えた8戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（2012年）
1月21日、中7週で迎えた9戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月12日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月3日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイドケイから3/4馬身差の2着となった。
3月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のティアップブレイズをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
4月29日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月19日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で大江原圭騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は7戦連続で大江原圭騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月3日、中5週で迎えた16戦目は、高嶋活士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
11月25日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高嶋活士騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（2013年）
2月2日、中9週で迎えた18戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高嶋活士騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイから3/4馬身差の2着となった。
2月16日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は大江原圭騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月3日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（8戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月2日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
11月24日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（2014年）
3月8日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で原田和真騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のシシャモフレンドに1馬身3/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
7月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田和真騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のナンデヤネンに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。
8月30日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた27戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で原田和真騎手（5戦2勝）。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月13日、中5週で迎えた28戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で原田和真騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月15日、中4週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2800m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で原田和真騎手（7戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月20日、中4週で迎えた30戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 小雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で原田和真騎手（8戦2勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。12着に終わった。
7歳（2015年）
1月24日、中4週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で原田和真騎手（9戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月14日、中2週で迎えた32戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月30日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月27日、中3週で迎えた34戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
8月29日、中8週で迎えた35戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
9月26日、中3週で迎えた36戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアシュヴィンからクビ差の2着となった。
11月7日、中5週で迎えた37戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。