ツジリバルド（2000年生、母リバルドクイン）

ツジリバルド（2000年6月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイニング（当時16歳）と交配したリバルドクインが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は永田克之。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳A。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3歳（2003年）

4月28日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエクストラナンバーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

5月4日、連闘で迎えた4戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサクラマキを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のペチュニア賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月5日、中6週で迎えた7戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビクトリーモールを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、リゲル特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた10戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で熊木良介騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊木良介騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セキサンショウリに交わされて1馬身差の2着となった。