ヒルノバーハーバ（2011年生、母エーシンオームズ）

ヒルノバーハーバ（2011年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋アメリカの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時10歳）と交配したエーシンオームズが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十五十六十七。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

6月15日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

10月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（2014年）

10月4日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は四位洋文騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

11月26日、中7週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

4歳（2015年）

1月21日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったセユウランサーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3四五六（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマイネルスクデットを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月27日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十五十六十七（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のセユウランサーをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

5月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたレノン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2016年）

4月6日、約10か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C3七八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のクンプウに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（8戦3勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルインペリオを3/4馬身差し切って断トツの支持に応えた。

8月18日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で笹川翼騎手（9戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6歳（2017年）

1月27日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3月10日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C3b（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リックサクラーに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月28日、中3週で迎えた18戦目は、好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた21戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた23戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた24戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7歳（2018年）

1月10日、中4週で迎えた27戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイセイバロンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（10戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サワヤカフェスタに交わされて2馬身差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（12戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したトチノマドンナを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた32戦目は、Araさん医師国家試験合格記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で東川公則騎手（14戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたカゼニモマケズ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

4月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で東川公則騎手（15戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で東川公則騎手（16戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったカリスマスピリットに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月15日、中6週で迎えた35戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で東川公則騎手（17戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般B9 C3（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で東川公則騎手（18戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で東川公則騎手（19戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。