エビスハクオー（1989年生、母オープニングラン）

エビスハクオー（1989年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のパーフライト（当時8歳）と交配したオープニングランが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は山内常夫。戦績は、中央平地1戦0勝、地方28戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年のトワイライトカップ(B1)。

経歴

デビュー前

永井繁厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1991年）

9月14日、デビュー戦は望月秀男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は471kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアップタウンガールに約18馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月秀男騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシワズプリンセスから2馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で望月秀男騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた4戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の青雲賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のニューホープ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のサンアカツキに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3歳（1992年）

1月10日、中4週で迎えた6戦目は、西川栄二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は朝倉実騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、天の川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドアンドワンからハナ差の2着となった。

7月26日、中2週で迎えた9戦目は、トワイライトカップ（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラスキーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月25日、中3週で迎えた10戦目は、アフターファイブ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた11戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は西川栄二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。15着に敗れた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、一般A2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったローゼンクランツから半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の戸塚記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた14戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4歳（1993年）

1月18日、中3週で迎えた15戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、短距離特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったジングウネヴァーから3馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた16戦目は、奥山正行騎手を鞍上に迎えて、ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた17戦目は、梅見月賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥山正行騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた18戦目は、卯月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で奥山正行騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月31日、中6週で迎えた19戦目は、ブリリアントカップ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で奥山正行騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。15着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた20戦目は、ポインタース賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で奥山正行騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のブローフォンテンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月30日、中4週で迎えた21戦目は、一般A2 A3（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で奥山正行騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミハヤブサに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月10日、中5週で迎えた22戦目は、クリスタルナイトカップ（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で奥山正行騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノライナーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月27日、中1週で迎えた23戦目は、東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で奥山正行騎手（7戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月27日、中3週で迎えた24戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で奥山正行騎手（8戦3勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。16着に終わった。

5歳（1994年）

7月28日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で奥山正行騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラハイスピードから半馬身差の2着となった。

8月30日、中4週で迎えた26戦目は、アフター5スター賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で奥山正行騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で奥山正行騎手（11戦3勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。15着に終わった。

6歳（1995年）

1月4日、中4週で迎えた28戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で奥山正行騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月23日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、谷川岳ステークス（福島芝1800m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。