トーヨーチカラ（2000年生、母トーヨーカーリアン）

トーヨーチカラ（2000年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力」。毛色は青鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したトーヨーカーリアンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）トーヨークラブ北海道支店。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳A2。

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

10月14日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤシロワールドに約17馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳A3（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウララホークに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の昭ちゃん、久仁ちゃん還暦記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンウインドに6馬身の差をつけて3勝目を収める

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、2歳A3（上山ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスターエンブレムに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、2歳A2（上山ダート1300m 雪/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンデレラシューズに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3歳（2003年）

4月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエムケイサッキーに1馬身3/4の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月20日、中1週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントマミーをハナ差制して圧巻の7連勝を決めた。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラオリオンに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のサルビア特別（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のミルキーウェイカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月20日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2004年）

4月5日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンゴウココロマチから半馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルデンオリオンから半馬身差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた20戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた21戦目は、五葉山賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた23戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた29戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月10日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、盛岡タイムス杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。