ハクサンアルタイル（2020年生、母ハクサンインパクト）

ハクサンアルタイル（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+わし座の恒星名。和名は彦星」。毛色は鹿毛。種牡馬のハクサンムーン（当時11歳）と交配したハクサンインパクトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小島牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

5月6日、デビュー戦は石田拓郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず14着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた2戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したロッキープラネットにハナ差届かず2着となった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレジーナヌーボに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジュレップスターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ショートストップにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュエルプリンスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のヴァリちゃん誕生日記念（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったレジーナヌーボに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、遅れてごめんね祝還暦正樹&昭夫（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、和貴・菜愛結婚記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルハレオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

11月6日、中1週で迎えた11戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、入鹿池特別（名古屋ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコンクイスタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月28日、中2週で迎えた12戦目は、くじゃく座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、アプサラーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた13戦目は、モヒート賞（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（9戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイーヴンキールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2024年）

1月2日、中2週で迎えた14戦目は、新春盃（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったヴォランテに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた15戦目は、冬芽特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマーシテイクオンに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

2月1日、中1週で迎えた16戦目は、如月昇竜戦（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた17戦目は、清須特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のセイカリスに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3月15日、中3週で迎えた18戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で友森翔太郎騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアルバーシャを3/4馬身振り切って7勝目を掴み取った。

4月9日、中3週で迎えた19戦目は、東海桜花賞（名古屋ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で友森翔太郎騎手（15戦6勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた20戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2100m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で友森翔太郎騎手（16戦6勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

10月8日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬でポイント投票!特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。