ウィントースト（2008年生、母ウィンメッセージ）

ウィントースト（2008年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時11歳）と交配したウィンメッセージが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、地方27戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

4月29日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオーゴンヒリツに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

8月12日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのヱビスビール特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい5着に敗れた。

11月22日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3歳（2011年）

1月25日、中4週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月29日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの立夏特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、泰山木特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサプライズムーンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、「ふるさと日高応援」特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で寺地誠一騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、「様似町アポイの火まつり」特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた15戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（門別ダート1000m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2012年）

4月29日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた16戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、あと6日福山ばら祭2012（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた18戦目は、ばら祭シリーズチャーミーふくやま（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリタケノハナに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、夕焼けスプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（3戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月19日、中8週で迎えた21戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1二（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェルトレックから1馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中8週で迎えた25戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。