スイートシャディー（2004年生、母ヤマタケエンゼル）

スイートシャディー（2004年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「優しい＋父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時18歳）と交配したヤマタケエンゼルが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田浩美。戦績は、中央平地7戦0勝、地方29戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年の雪印ストリングチーズ賞(一般D1-3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田浩美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月7日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月26日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

3歳（2007年）

3月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の唐船山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた6戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターエンジェルから6馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラヴィーナスをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、雪印ストリングチーズ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリバーホークをハナ差振り切って優勝

12月8日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

4歳（2008年）

1月23日、中6週で迎えた11戦目は、市川特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた12戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月20日、中6週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた14戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレーヴヒーローから4馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた17戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスクィーンに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラチャームに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月13日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリオネオーラから2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた21戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2-5イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（7戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

9月15日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニディオクンから2馬身差の2着に敗北した。

9月21日、連闘で迎えた24戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンテンマルスから4馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュエルヴァンクルから3馬身差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた30戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2009年）

1月2日、中0週で迎えた31戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、一般C2-14イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノリンダリンダから半馬身差の2着に敗北した。

1月18日、連闘で迎えた33戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-5ニ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。