タイセイハーモニー（2016年生、母モノトーン）

タイセイハーモニー（2016年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋調和」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時19歳）と交配したモノトーンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2020年のほとめきナイター最終レースは20時40分(C2 12)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、リーディングから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって496.8万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

12月8日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

3歳（2019年）

1月19日、中5週で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

2月22日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミュークルクラスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のロージーロージーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月24日、中6週で迎えた5戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

6月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

9月8日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの9.28J-PLACE鳥栖オープン賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた13戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2020年）

1月6日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ダダッコに交わされて4馬身差の2着となった。

1月25日、中2週で迎えた15戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた16戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、パッカル賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた17戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサチノマリアージュに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島拓騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、イツモシアワセに交わされて2馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったアヴォーリオに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岩永千明騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた28戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR佐賀第1戦（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月27日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた30戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岩永千明騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナンヨーアイゼンをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

10月31日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岩永千明騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。