ミクサキドリーム（1995年生、母ヒカリウインド）
1995.03.28
ミクサキドリーム（1995年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時20歳）と交配したヒカリウインドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、地方40戦12勝2着5回。1998年のアラブダービー(アラ系4歳)に勝利した他、1998年のアラブ王冠(アラ系4歳)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
梶原軍造厩舎（笠松）へ入厩。
2歳（1997年）
6月5日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリードフロルアに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月24日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハンサムバロンに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。
7月31日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアゲハジャッカルから1馬身半差の2着に敗北した。
8月16日、中1週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月15日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月3日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のジュニアグローリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイホワイトに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。
10月24日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイホワイトから1馬身半差の2着に敗北した。
11月10日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（1998年）
1月14日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフドウノダイドウに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
1月29日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアドミラルに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。
2月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月13日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヤマビコジョージを半馬身振り切って6勝目を挙げた。
6月17日、中4週で迎えた13戦目は、3歳オープンのアラブ王冠（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターレビンオーから2馬身差の2着に敗北した。
7月14日、中3週で迎えた14戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（10戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（1999年）
1月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた15戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。
4月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハマノトウザイを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
4月29日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。
5月20日、中2週で迎えた18戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。
9月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るラッキーソードを次元の違う末脚で半馬身差し切って休養明けの一戦を物にした。
10月13日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のニシデングリーンに1馬身半の差をつけて制した。
11月11日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。
11月25日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
12月14日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、サウスエクスプレスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
5歳（2000年）
1月10日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツルギガロンに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月10日、中1週で迎えた26戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
2月24日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のセイエイマシンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、アラ系一般C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は堺克敏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
6月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堺克敏騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた30戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堺克敏騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。
7月13日、中2週で迎えた31戦目は、御岳特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堺克敏騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で堺克敏騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。
8月16日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた33戦目は、しゃくなげ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。
8月31日、中1週で迎えた34戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は堺克敏騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた35戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーニイズを次元の違う末脚で半馬身差し切って制した。
10月19日、中4週で迎えた36戦目は、美濃菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は堺克敏騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。
11月7日、中2週で迎えた37戦目は、古川彰騎手を鞍上に迎えて、中山七里特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラッキーモラールに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
11月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、水都特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
12月19日、中3週で迎えた39戦目は、伊吹特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川彰騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた40戦目は、ひいらぎ特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古川彰騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。