エリーピクシー（2016年生、母ポートドラルーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、谷川正純によって226.8万円で落札された。

2歳（2018年）

12月22日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3歳（2019年）

3月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月12日、中6週で迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

7月20日、中9週で迎えた4戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

9月4日、中6週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月26日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ベルフォルテに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキープザレストに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ガビーズドリームに半馬身交わされて2着となった。

12月8日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた10戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、コトブキアゲートに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月16日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のフローラルティアラに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたドンウォリマミー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2020年）

1月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ミズサンタイムに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月31日、中3週で迎えた14戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月23日、中0週で迎えた18戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るボンマリアージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた22戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、グランドレユシーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、テイエムヨハネスに交わされて3馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた25戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヴァルハラに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた28戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。