ケイウーマン（1990年生、母Friendly Finance）
Kei Woman
1990.02.13
ケイウーマン（1990年2月13日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時7歳）と交配したFriendly Financeが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地29戦2勝2着7回。1993年のニュージーランドトロフィー4歳ステークス(G2)で2着に入った他、1993年の京都4歳特別(G3)に勝利するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦2勝 [2-7-1-19/29]
- 総賞金国内
- 1億5,678万円
- 生年月日
- 1990年2月13日
- 出生国
- アイルランド
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 浅見国一栗東
- 馬主
- 内田恵司
- 生産者
- E. J. Loder
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- 9馬身
ベストレース
- 日付/馬齢
- 1993年6月6日/3歳
- コース
- 東京芝1600m左
- 指数
- 着順
- 2着
- オッズ/人気
- 7.8倍/4番人気
- 馬番/頭数
- 6番/12頭
- 天候
- 晴19.3℃
- 馬場状態/馬場速度
- 稍/遅
- レースラップ
- 平均=11.7/ラスト=12.0
- レースペース
- ミドル
- 通過順位
- 3-3
- 馬体重増減
- 450kg-2
- 出走間隔
- 中3週
- 騎手斤量
- 横山典弘54.0kg
血統
概要
祖母のRiver Ladyは海外18戦3勝。曾祖母のNile Lilyは海外27戦9勝。父のラストタイクーンは海外G1・3勝（英国芝[2勝],米国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7×5*6 | 5.46% |
| き | Pharos＝Fairway | 6*6*6*7×7 | 6.25% |
| き | Eclair＝Infra Red | 7×6 | 2.34% |
| きM | Sunreigh＝Sun Briar | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Princequillo | 5×4*6 | 10.93% |
| 牡 | Nearco | 5*5*6×6 | 9.37% |
| 牡 | Nasrullah | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Djeddah | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Count Fleet | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 6*7*7×6 | 4.68% |
| 牡 | Discovery | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Man o' War | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡S | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Teddy | 6*6*7 | 3.9% |
| 牝 | Nogara | 6*6*6*7×7 | 6.25% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ノーザンダンサー系
- ファミリーナンバー
- 10-a
レース成績
経歴
デビュー前
浅見国一厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
11月15日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハギノエンデバーに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（1993年）
2月13日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、マイシンザンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
3月7日、中2週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
4月24日、中3週で迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったキョウワアリシバにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
5月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のドージマムテキを3/4馬身振り切って重賞ウィナーの称号をゲットした。
6月6日、中3週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったトーヨーリファールにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
6月27日、中2週で迎えた8戦目は、G2のCBC賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
9月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、G3のセントウルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエリザベスローズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
10月3日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアルファキュートに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
10月24日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（京都芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったスターバレリーナにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。
11月14日、中2週で迎えた12戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを5馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。
12月12日、中3週で迎えた13戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、伸びてきたワイドバトル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
4歳（1994年）
1月5日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデG3の金杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。
2月6日、中4週で迎えた15戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
3月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、G2のマイラーズカップ（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。
4月23日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた18戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。
6月5日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。
11月27日、約6か月の休み明けで迎えた20戦目は、中京競馬場スタンド増築記念シリウスステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
5歳（1995年）
3月18日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。
4月2日、中1週で迎えた22戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。
6月3日、中8週で迎えた23戦目は、ハンデG3の阪急杯（京都芝1400m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。
6月25日、中2週で迎えた24戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。
10月1日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、G3のセントウルステークス（京都芝1400m 外回り 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。
11月26日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、シリウスステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた27戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい16着に終わった。
6歳（1996年）
1月7日、中3週で迎えた28戦目は、洛陽ステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
2月18日、中5週で迎えた29戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（京都ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。