アーサライデン(1996年生、母ホクトシンプル)
Asa Raiden
1996.04.08
アーサライデン(1996年4月8日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボーザム(当時12歳)と交配したホクトシンプルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)北斗牧場。戦績は、地方28戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の九十九里特別(一般C1五以下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
後藤稔厩舎(船橋)へ入厩。
2歳(1998年)
10月23日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳(船橋ダート1000m 雨/稍重)に出走。馬体重は451kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったカクテルウィンディに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
11月23日、中3週で迎えた2戦目は、3歳(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手(1戦0勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったノムラセイランオーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
12月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手(2戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
3歳(1999年)
1月28日、中5週で迎えた4戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストスパー特別(3)(船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月15日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、4歳(船橋ダート1500m 雨/稍重)に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
12月27日、中5週で迎えた6戦目は、4歳(船橋ダート1500m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手(1戦0勝)。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
4歳(2000年)
1月19日、中2週で迎えた7戦目は、千両特別(船橋ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は張田京騎手(3戦0勝)。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャンテーストに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月15日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2三イ(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手(4戦1勝)。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったベルモントアクターにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
3月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2二(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手(5戦1勝)。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月4日、中3週で迎えた10戦目は、花まつり特別(船橋ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手(6戦1勝)。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では出色の末脚を発揮したが、5着に終わった。
5月1日、中3週で迎えた11戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、緑風特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
5月23日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1五(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手(1戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したエイコーウェルズを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1五六七(川崎ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手(2戦0勝)。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四(船橋ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手(3戦0勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。
7月27日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の九十九里特別(船橋ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手(4戦0勝)。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナイキスプリングを半馬身振り切って2勝目を挙げた。
8月22日、中3週で迎えた16戦目は、海原特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手(5戦1勝)。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。
9月19日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般B3二以下(船橋ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で野口正宏騎手(6戦1勝)。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリスポンスベルを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月27日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の秋冷特別(船橋ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は8戦連続で野口正宏騎手(7戦2勝)。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。
5歳(2001年)
4月4日、約5か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般C1三イ(船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で野口正宏騎手(8戦2勝)。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。
4月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1三ア(船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は10戦連続で野口正宏騎手(9戦2勝)。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。
12月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた21戦目は、一般C1五ア(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で野口正宏騎手(10戦2勝)。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。
6歳(2002年)
2月26日、中9週で迎えた22戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C2四(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。
5月6日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、多田義則騎手を鞍上に迎えて、一般C2三(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。
10月3日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、一般C2三イ(船橋ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で多田義則騎手(1戦0勝)。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
11月6日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2五(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で多田義則騎手(2戦0勝)。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。
12月6日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2三(船橋ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で多田義則騎手(3戦0勝)。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。
7歳(2003年)
1月23日、中6週で迎えた27戦目は、一般C3二イ(船橋ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は5戦連続で多田義則騎手(4戦0勝)。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。
2月11日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3三(船橋ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で多田義則騎手(5戦0勝)。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。