エイコーウェルズ（1995年生、母ユウワプリテイー）

エイコーウェルズ（1995年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時9歳）と交配したユウワプリテイーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星牧場。戦績は、地方35戦13勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の涼風特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

田邉睦雄厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1998年）

6月24日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は518kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチェリークレバーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスーパースナッツに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカダイオーに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のローテローゼに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のラーケンアリュールに1馬身半の差をつけて優勝

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマルカテンホー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

1月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセキノメイトウに2馬身半の差をつけて6勝目を収める

4月9日、中9週で迎えた10戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤勝己騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤勝己騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカウンテスローズをアタマ差振り切って7勝目を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤勝己騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤勝己騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカイヨウグッドマンに1馬身半の差をつけて制した。

6月20日、中1週で迎えた14戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のイケズキスターを3/4馬身振り切って9勝目を獲得した。

10月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

5歳（2000年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、鎌ケ谷特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2六イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のファインタックルに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月5日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、シャンテーストにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月1日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアズマコーニッシュに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月23日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のアーサライデンに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月29日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、伸びてきたトーヨーイナズマ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月28日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、涼風特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るスタンダールを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

8月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、御宿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

10月27日、中8週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた27戦目は、ハンデ戦の秋冷特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月22日、中3週で迎えた28戦目は、秋夕特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた29戦目は、ハンデ戦のトパーズ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

6歳（2001年）

2月4日、中8週で迎えた30戦目は、立駿特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた31戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた32戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた33戦目は、若葉特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

5月30日、中5週で迎えた34戦目は、山吹特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた35戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C1二ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。