モテモテホマックス（2015年生、母ローランウィスパー）

モテモテホマックス（2015年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「もてもて＋人名と父名に因んだ本馬のニックネーム」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時16歳）と交配したローランウィスパーが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下農場。主な勝ち鞍は2019年の一般C3一二三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって280.8万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

7月2日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

10月15日、中4週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

12月18日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、エルノヴィオに3/4馬身交わされて2着となった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストリングスに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2018年）

1月6日、連闘で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ベストランニングに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のワスレナグサ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアサギリザクラ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、3歳戦のワンダモーニングショット賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイアヴァロンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパープルローズに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2019年）

2月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた21戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、エメラルドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、勝ったシャイニーパンサーにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中3週で迎えた26戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木天翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大木天翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた29戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、クライズデール「アル・ウエス」賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では超凡な末脚を披露し、4着に入った。

7月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したララメンテに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエメラルドに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

8月26日、中0週で迎えた32戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月18日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5歳（2020年）

1月23日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた38戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた39戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったイルフェソレイユに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月26日、中1週で迎えた40戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、～高松宮記念～熱い感動を中京で（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた41戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた42戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた43戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ライラック賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。