エルノヴィオ（2015年生、母ウインディーパレード）

エルノヴィオ（2015年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新郎（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時8歳）と交配したウインディーパレードが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。2018年の岩手ダービーダイヤモンドカップ(M1)で2着に入った他、2018年のやまびこ賞(M3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤本ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって324万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、橋本忠雄によって583.2万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

7月8日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

8月13日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月18日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るモテモテホマックスを鬼脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

3歳（2018年）

1月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノフラットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ムゲンノカノウセイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のワスレナグサ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカッチャオを驚異的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月29日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳M3のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた12戦目は、3歳M1の岩手ダービーダイヤモンドカップ（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、チャイヤプーンに交わされて4馬身差の2着となった。

7月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のムゲンノカノウセイをハナ差振り切って4勝目をつかんだ。

8月19日、中5週で迎えた14戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳戦のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月21日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、3歳M1の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ワイルドソングにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳M1のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

4歳（2019年）

3月30日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた20戦目は、卯月特別（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月19日、中4週で迎えた21戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた22戦目は、初夏特別（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた23戦目は、小暑特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のサクセスストーリーに4馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第3戦（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングジャガーを豪脚でアタマ差だけ差し切って6勝目を奪取した。

8月11日、中3週で迎えた25戦目は、納涼特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（12戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた26戦目は、M2の青藍賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（13戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた27戦目は、神無月特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた28戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、朝露特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

5歳（2020年）

4月7日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた30戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（16戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた32戦目は、アレキサンドライト賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（17戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた33戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた35戦目は、岩手伝統工芸南部鉄器賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた36戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（18戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月13日、中2週で迎えた37戦目は、秋風特別（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（19戦2勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた38戦目は、秋冷特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた39戦目は、菊花特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた40戦目は、一般B1一（盛岡ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（7戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

12月8日、中4週で迎えた41戦目は、寒椿特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6歳（2021年）

3月15日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（9戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月5日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた43戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイエローハートを目の覚めるような末脚でアタマ差だけ差し切って久しぶりに勝利を挙げた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた44戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本涼人騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピースワンパルフェを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて8勝目を手に入れた。

8月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた46戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で塚本涼人騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた47戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で塚本涼人騎手（14戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた48戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で塚本涼人騎手（15戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティーアウリイに9馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月26日、中1週で迎えた49戦目は、バルーンフラワー賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で塚本涼人騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた50戦目は、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で塚本涼人騎手（17戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケイリュウアサヒに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月18日、中1週で迎えた51戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（20戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた52戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、話題のスマホ乗り換え1円!賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた53戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（21戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた54戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、奥州市職員奥馬の会賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオデンセにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた55戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のマクローを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

デビュー前

酒井仁厩舎（岩手）へ入厩。

7歳（2022年）

3月15日、約3か月の休養明けで迎えた56戦目は、浅春特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（18戦4勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた57戦目は、春分特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（19戦4勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた58戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（20戦4勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた59戦目は、一般B1一（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（21戦4勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。