ロングサクセション（2018年生、母シビサーバ）

ロングサクセション（2018年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+継承する」。毛色は栗毛。種牡馬のミッキーアイル（当時7歳）と交配したシビサーバが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はゴールドアップカンパニー。主な勝ち鞍は2021年のうまかつ.net賞(C2 15)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、フジワラファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

5月1日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月17日、中5週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登七ツ島賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したトウカイベルシナルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月17日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったキングプロテアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月13日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた9戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンアルゴスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2022年）

1月16日、中3週で迎えた10戦目は、初空月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のモダンローズに2馬身半の差をつけて優勝

7月24日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

8月7日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上C1 13（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエルヴィラブレインを自慢の末脚で3/4馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

8月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったスタークニナガに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（7戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のホウオウベルタを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、長崎街道境原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のリネンフリーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、長崎街道佐賀宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた19戦目は、古伊万里酒造「古伊万里」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた20戦目は、馬場酒造場「能古見」賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月15日、中7週で迎えた21戦目は、さがびより杯（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（12戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったコスモサルムに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた22戦目は、うまかつジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた23戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石川慎将騎手（14戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のカガストロングに1馬身1/4の差をつけて6勝目をマークした。

2月23日、中1週で迎えた24戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で石川慎将騎手（15戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したコスモサルムに半馬身届かず2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた25戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で石川慎将騎手（16戦4勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で石川慎将騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4月1日、連闘で迎えた27戦目は、長崎街道常盤橋特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石川慎将騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったナンヨーイザヨイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月30日、中3週で迎えた28戦目は、新緑賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で石川慎将騎手（19戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセーリングに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月8日、連闘で迎えた29戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で石川慎将騎手（20戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた30戦目は、あやめ特別（佐賀ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で石川慎将騎手（21戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月1日、中5週で迎えた31戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で石川慎将騎手（22戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた32戦目は、やまゆり賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で石川慎将騎手（23戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた33戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で石川慎将騎手（24戦5勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

12月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、晩秋特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で石川慎将騎手（25戦5勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた35戦目は、水仙賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で石川慎将騎手（26戦5勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた36戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で石川慎将騎手（27戦5勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったエイシンクレモナに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた37戦目は、睦月賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で石川慎将騎手（28戦5勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた38戦目は、ミモザ賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は26戦連続で石川慎将騎手（29戦5勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた39戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、梅花特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた40戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（30戦5勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた41戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、桃花賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月6日、中2週で迎えた42戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、佐賀桜花特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた43戦目は、麗春賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（31戦5勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。