トーセンダビット（2020年生、母ライズスクリュー）

トーセンダビット（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のマクマホン（当時6歳）と交配したライズスクリューが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C23。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月6日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。17頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

3歳（2023年）

3月11日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

4歳（2024年）

3月20日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドゥラチェレステに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた7戦目は、零れ桜特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ケンヴァイザッハに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、コラボポストカード配布記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ヒルノグラスゴーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、百瑠璃せいらんデビュー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サツキフラッシュに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラドリオをクビ差振り切って断然人気に応えた。

7月3日、中3週で迎えた11戦目は、夏風特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ビーアイブラックに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴァンクリーフに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月16日、中3週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた13戦目は、郡上踊り特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマジョリーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた14戦目は、夜長月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

9月23日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた15戦目は、秀吉誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた16戦目は、B級センバツ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた17戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（12戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。