ブレーヴジャーニー（2019年生、母クィーンアマポーラ）

ブレーヴジャーニー（2019年2月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「勇敢な旅」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時15歳）と交配したクィーンアマポーラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C28。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

4月24日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

7月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず18着に終わった。

11月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアースロマンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、巴川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月4日、中3週で迎えた6戦目は、C23組（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポケチャンを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のパディオアヘッドに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、竹島海岸特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったエムエスムーンをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、宇藤さんドォーモお疲れ様でした（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のウォータージーニーに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月27日、中0週で迎えた10戦目は、プロキオン特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシノジマニヨラサイに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリアルグローリーにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた14戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、登別地獄の谷の鬼花火賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクライオブデライトに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月18日、中1週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、シャクヤク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったヌマに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、シラネアオイ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた17戦目は、ナツツバキ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた18戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、フウリンソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた19戦目は、競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた20戦目は、JA共済3Qカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、日胆JA農業応援特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、JAバンクよりぞう特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、浦河町ふるさと納税大感謝特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた24戦目は、ヒイラギ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったイリュージョンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月10日、中4週で迎えた25戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のサバンナテソーロに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月23日、中1週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムサンローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5歳（2024年）

1月6日、中1週で迎えた27戦目は、豊楽賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラグドールに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月3日、中3週で迎えた28戦目は、フェブラリー特選（佐賀ダート1860m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディーエスプルーフに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月17日、中1週で迎えた29戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田義貴騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサトノタケルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月3日、中1週で迎えた30戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、春望特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォードテソーロを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月23日、中2週で迎えた31戦目は、軽暖賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（5戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のネオシエルをクビ差振り切って圧巻の7連勝を決めた。

4月6日、中1週で迎えた32戦目は、佐賀桜花特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したネオシエルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月26日、中2週で迎えた33戦目は、卯月特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月25日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた34戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、青葉賞（佐賀ダート1860m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンパトを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

10月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた35戦目は、時雨月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（6戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミヤノウッドリーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中2週で迎えた36戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。