タツノヴィクトリー（1997年生、母カリビアンロッチ）

タツノヴィクトリー（1997年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時8歳）と交配したカリビアンロッチが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、地方11戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の一般C15。

経歴

デビュー前

当歳のとき、野島牧場から「北海道7月市場サラブレッド当歳」に上場され、衣斐浩によって1,365万円で落札された。

野島三喜雄厩舎（名古屋）へ入厩。

4歳（2001年）

10月1日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアインキリコから2馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中1週で迎えた2戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサリースプリングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた3戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマスアワジボーイに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月21日、中2週で迎えた4戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセイリュウホウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月19日、中3週で迎えた5戦目は、一般C15（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のジェイエムサンサンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2002年）

1月14日、中3週で迎えた6戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライブリジョイナーに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

1月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエデチカラから半馬身差の2着となった。

2月24日、中3週で迎えた8戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サントダンディーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月12日、中1週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したターフエクシードに半馬身届かず2着に敗北した。

4月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、あざみ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。